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通信制高校からMARCHに合格する方法と進学戦略

通信制高校からMARCHに合格する方法と進学戦略

「通信制高校からでもMARCHに行けるの?」と疑問に思っている保護者の方やお子さんは少なくないのではないでしょうか。結論から言えば、通信制高校からMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)への進学は、決して特別なことではありません。ただし、全日制とは異なる戦略が必要です。通信制高校からMARCH合格を目指すための具体的な手順・費用・スケジュールを、できるだけ現実的な形でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

通信制高校からMARCH進学は本当に可能なのか

まず、この疑問をしっかりと整理しておきましょう。

N高等学校の公式サイト(2026年度大学合格実績ページ)によると、同校はMARCHを含む難関私立大学への合格実績を毎年公開しています。クラーク記念国際高等学校も2025年度の大学進路実績をホームページで公表しており、難関私立大学への進学者が含まれています。また、第一学院高等学校(公式サイト取得:2026年5月)では「国公立・難関私大特化クラス」を設置し、MARCH等を目標とする生徒を専門的にサポートするコースを展開しています。

こうした状況から、大手通信制高校では難関私大進学に向けた専門的な体制が整いつつあるという傾向が見られます。

一方で、正直にお伝えしなければならないことがあります。文部科学省は通信制高校ごとの大学合格実績を統計として公表しておらず、通信制全体でのMARCH合格率は現時点では公式データとして把握できません。個別学校の公表数字は在籍者全体の一部であることも念頭に置きながら、戦略を立てる必要があります。

MARCH合格のカギを握る「入試方式」の選び方

通信制高校からMARCHを目指す場合、どの入試方式を選ぶかが合否を大きく左右します。大きく分けて「一般選抜」「総合型選抜(旧AO入試)」「学校推薦型選抜」の3つがあります。

「総合型選抜」は、通信制高校生にとって特に可能性が広がりやすい入試方式です。調査書の評定平均だけでなく、志望理由書・小論文・面接・活動実績などを総合的に評価するため、全日制と同じ土俵で戦えます。不登校の経験や自分のペースで学んできた背景が「個性」として受け止められることもあります。

「一般選抜」で挑む場合は、英語・国語・社会などの科目ごとに相当な学力が必要です。通信制高校の学習だけでは範囲がカバーできないことが多いため、予備校や通信教育サービスの活用が現実的な選択肢になります。

第一学院高等学校の「社会探究×総合型選抜専攻」(公式サイトより)のように、総合型選抜に特化したコースを設けている通信制高校もあります。学校選びの段階から入試方式を意識しておくことが重要です。

お子さんの得意・不得意や状況に合わせて、どの方式を軸にするかを早めに決めておくことをおすすめします。

高2秋から始める逆算スケジュール

MARCH合格を目指すうえで、スケジュール管理は特に重要です。以下を参考にしてください。

高校2年生の秋(9〜10月)には、志望大学・学部の入試方式を調べ、目標を仮決めします。各大学の公式サイトで入試要項を確認し、総合型選抜か一般選抜かを選んでおきましょう。

高校2年生の冬(12〜2月)には、予備校・通信教育への入会を検討し、学習ペースを確立します。総合型選抜を狙う場合は、志望理由のベースとなる「自分の軸」を言語化し始める時期です。

高校3年生の春(4〜6月)は、総合型選抜の場合は書類準備・小論文練習を本格化させます。一般選抜の場合は各科目の基礎固めを完成させることを目標にしましょう。

高校3年生の夏(7〜8月)は、模擬試験で現状を把握し、弱点を集中補強します。総合型選抜のエントリーシートをこの時期から仕上げていきます。

高校3年生の秋(9〜11月)は出願・受験本番です。総合型選抜の多くはこの時期に一次・二次選考が集中します。

お子さんが「まだ先の話」と感じていても、保護者の方が大まかなスケジュールを把握しておくことで、適切なタイミングでサポートできます。ただし、スケジュールを押しつけず、お子さん自身が納得した形で進めることが大切です。

費用の現実と準備のポイント

通信制高校に通いながらMARCHを目指す場合、学費以外にもさまざまな費用がかかります。現実的な目安を把握しておきましょう。

通信制高校の学費については、各校の公式サイトに記載があります。たとえばN高等学校の公式サイト(2026年5月取得)によると、ネットコースの学費は年間およそ30万円台から(コースや追加オプションにより変動します)とされており、最新の詳細は公式HPでご確認ください。

大学受験に向けた追加費用として主に必要になるのは以下のとおりです。

  1. 予備校・塾の費用:映像授業型のサービスであれば月額数千円から、集団授業型の予備校であれば年間50〜100万円程度が目安とされています(各予備校公式サイトをご参照ください)。
  1. 受験料:MARCHの一般選抜では1学部あたり3.5万円前後が多いです。複数学部・複数大学を受ける場合は受験料だけで10〜20万円になることもあります。
  1. 参考書・問題集代:年間2〜5万円程度を見ておくと安心です。

総合型選抜を中心に据え、学校のサポートを最大限活用することで、予備校費用を最小限に抑えながら合格を狙うという戦略も現実的な選択肢のひとつです。

まとめ

通信制高校からMARCHに合格することは、適切な入試方式の選択と計画的な準備によって十分に実現できる可能性があります。N高・第一学院・クラーク記念国際などの大手通信制高校は難関大進学に向けた専門コースを設けており、サポート体制も整ってきています。大切なのは、「どの入試方式を軸にするか」を早めに決め、高2秋から逆算して動き出すことです。費用については学校選びの段階で公式HPを確認し、追加費用も含めた現実的な計画を立ててください。お子さんのペースを大切にしながら、一歩ずつ前進していきましょう。

・N高等学校 公式サイト「2026年度大学合格実績」https://nnn.ed.jp/
・第一学院高等学校 公式サイト「コース紹介」https://www.daiichigakuin.ed.jp/
・クラーク記念国際高等学校 公式サイト「2025年度大学進路実績」https://www.clark.ed.jp/

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・総合型選抜(AO入試)で大学を目指す不登校生の戦略:https://futoukou.co.jp/university-exam/
・不登校から進路を考える保護者のためのロードマップ:https://futoukou.co.jp/career-path/

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