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不登校の保護者が読みたいブログの探し方

不登校の保護者が読みたいブログの探し方

子どもが学校に行けなくなったとき、深夜に一人でスマートフォンを握りしめ、「不登校 ブログ」と検索したことはないでしょうか。同じ思いの誰かの言葉を求めて、画面を何時間もスクロールしたことがある保護者の方は、決して少なくないはずです。つらいですよね。どうかそのつらさを、ひとりで抱え込まないでください。

お子さんのために情報を集めようとするその行動は、大切な一歩です。ただ、インターネット上の情報は膨大で、何を読めばよいのか迷ってしまうこともあるかと思います。信頼できる情報源の見つけ方や、ブログを読むときの心構えについて、一緒に整理していきましょう。

目次

「自分だけじゃない」と感じることが、まず一歩になります

お子さんが不登校になったとき、「自分の育て方が悪かったのではないか」と自分を責めてしまう保護者の方は、本当にたくさんいらっしゃいます。そのお気持ちはとても自然なことで、だからこそあなたはブログを探し、誰かの経験に答えを求めているのだと思います。

文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、2023年度の小中学校における不登校の児童生徒数は約34万6,000人にのぼり、過去最多を更新しています。(出典:文部科学省 生徒指導関連ページ https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/)

つまり、全国に34万人以上のご家庭が、今あなたと同じ状況にいるということです。「うちの子だけがおかしい」「自分だけが悩んでいる」ということは、決してありません。保護者の方がブログや体験談を求める気持ちは、とても当然のことで、その行動自体がお子さんへの深い愛情の表れだと思います。

ただ、インターネット上には情報があふれており、中には根拠のない情報や、不安を必要以上に煽る内容も混在しています。「どれを読めばいいのか」と混乱してしまうのは、無理もないことではないでしょうか。

信頼できるブログ・情報源の見分け方

不登校に関するブログや情報は大きく分けて2種類あります。ひとつは公的機関・教育機関が発信する情報、もうひとつは当事者や保護者の方が書く体験ブログです。どちらにもそれぞれ価値がありますが、読む目的に合わせて使い分けることが大切です。

「制度や支援について正確に知りたい」という場合は、こども家庭庁(https://www.cfa.go.jp/)や文部科学省の公式ページが参考になります。相談窓口の案内や、支援制度の概要をわかりやすく確認することができます。また、通信制高校やサポート校の公式サイトも有益な情報源のひとつです。実際の教育現場の雰囲気や取り組みを知るうえで、各機関が発信しているコラムやブログ記事が手がかりになることもあります。読む際には、発信元が公式機関かどうか、情報の更新日はいつかを確認する習慣をつけておくと安心です。

一方で「ただ誰かの気持ちに触れたい」「同じ経験をした人がどう乗り越えたかを知りたい」という場合は、保護者が書くブログが心の支えになることがあります。文体や視点が自分と近いブログを見つけると、「ああ、わかる」という安堵感が生まれることがあります。ただし、体験談はあくまでその方の場合の話です。お子さんの状況や性格はひとりひとり異なるため、他の方と比較して焦る必要はまったくありません。

ブログを読むとき、保護者の方に覚えていてほしいこと

ブログを読んで「うちの子はこんなふうに回復できるのだろうか」と比べてしまうことは、誰でも起こり得ることです。不安になりますよね。でも、ここで少し立ち止まって考えていただきたいのです。

ブログに書かれるのは、基本的には「書きたいと思った出来事」です。回復の過程で「良かった」と感じた体験、前向きになれた日の気持ちが記録されやすい傾向があります。反対に、もがき続けた日々、答えが見えなかった期間は、書かれないことも多いです。ですから、「こんなにスムーズに回復できる子もいるのに」と感じてしまうとしたら、それはブログの性質上、そう見えやすいということも知っておいてください。

また、「子どもが不登校になったのは親のせいだ」という情報を目にして、深く傷ついてしまう保護者の方も少なくないように思います。専門家の間でも不登校の要因については「気質・環境・学校要因・家庭要因など複合的なものである」という見方が主流であり、一概に保護者の関わり方だけが原因と断言することはできません。お子さんのために情報を集め、答えを探しているあなたの愛情は、確実に伝わっています。

「孤立しない」ために使いたい情報源と相談窓口

ブログを読むことは大切な情報収集ですが、一方で「読めば読むほど不安が増す」という経験をされている方もいらっしゃいます。そんなときは、情報を読むだけでなく、誰かに話すことも選択肢として持っておいてください。

こども家庭庁では、子どもや家庭に関するさまざまな相談窓口を案内しています。(出典:こども家庭庁公式サイト https://www.cfa.go.jp/)文部科学省の生徒指導関連ページでも、教育相談や関係機関との連携について情報がまとめられています。(出典:文部科学省 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/)

お住まいの地域の教育支援センター(適応指導教室)やフリースクール、保護者同士が集うコミュニティも、近年各地で広がっています。制度の詳細は各自治体のホームページや教育相談窓口でご確認いただけます。「一人でブログを読んで解決しなければ」と思う必要はまったくありません。支援機関・相談窓口・同じ立場の保護者が集まるコミュニティなど、さまざまな形で「一緒に考える場」が存在しています。お子さんのペースに寄り添いながら、あなた自身のペースも大切にしてください。

まとめ

お子さんが不登校になったとき、保護者の方がブログや体験談を求めるのは、愛情と不安の両方からくる、とても自然な行動です。大丈夫です。あなたは間違ったことをしていません。

ブログを読むときは、公的機関の情報と体験談を使い分け、「比べるためではなく、ヒントを得るため」という視点を持つと、心が少し楽になるかもしれません。そして、どうしても一人で抱えきれないと感じたときは、こども家庭庁や文部科学省が案内する相談窓口に連絡してみることも、ぜひ選択肢のひとつに入れておいてください。

全国には34万人以上の不登校のお子さんがいて、その分だけ、同じ悩みを持つ保護者の方もいます。あなたは決してひとりではありません。

・文部科学省「生徒指導等について」https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/
・こども家庭庁 公式サイト https://www.cfa.go.jp/

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